こんにちは!AI活用ブロガーのアイです。
最近、X(旧Twitter)で「自分の住んでいる街が可愛い3Dミニチュアになる!」という投稿を見かけたことはありませんか?
これ、海外のクリエイターPavol Rusnakさんが紹介して話題になっている「Nano Banana Pro」の新しい遊び方なんです。
まるでゲームの世界のような可愛い街並みに、その日の天気や気温が表示されていて、スマホの壁紙にしたら絶対にテンションが上がるやつです!
「私もやってみたい!でも英語のプロンプト(命令文)が難しそう…」
「やってみたけど、気温の表示がおかしくなっちゃった…」
そんな方のために、今回はこの3Dミニチュア天気予報画像の作り方を、日本語環境に合わせて最適化したプロンプトと一緒にご紹介します。
実は、GoogleのGeminiを使えば、「今の天気」を自動で取得して画像にしてくれるんですよ。
一緒に世界に一つだけの「マイ・シティ・ウェザーカード」を作ってみましょう!
目次
- Nano Banana Proの「3Dミニチュア天気予報」とは?
- 【Gemini用】リアルタイム天気反映プロンプト
- 【Pollo AI・Fotor用】手動入力プロンプト
- おすすめの画像生成AIツール4選
- まとめ:毎日の天気が楽しみになる!
1. Nano Banana Proの「3Dミニチュア天気予報」とは?
百聞は一見に如かず。まずは私が実際に作った「東京」の画像を見てください。

東京タワーとスカイツリーが可愛く並んだ3Dミニチュア画像
どうですか?この「ちょこん」としたサイズ感と、パステルカラーの優しい雰囲気がたまらないですよね。
これが「Nano Banana Pro」というスタイルの特徴です。
本来は複雑なプロンプトが必要なのですが、今回はコピペだけで使えるように調整しました。
しかも、ただ画像を作るだけでなく、「今の天気」「今日の日付」「現在の気温」まで入れてくれるんです。
私の失敗談…
実は最初、海外で出回っているプロンプトをそのまま使ってみたんです。
そうしたら…
- 日本語が文字化けしてしまった
- 気温が「52°F」みたいに、馴染みのない華氏(Fahrenheit)で表示された
なんてことがありました(笑)。
そこで今回は、日本語フォントに対応し、気温もちゃんと摂氏(℃)で出るように改良しました!
2. 【Gemini用】リアルタイム天気反映プロンプト
一番のおすすめは、GoogleのGemini(ジェミニ)を使う方法です。
なぜなら、Geminiはインターネットに繋がっているので、「今の天気教えて」と「画像作って」を同時にやってくれるからなんです!

以下のプロンプトをコピーして、Geminiのチャット欄に貼り付けるだけです。
📋 Gemini用プロンプト(コピペOK)
Present a clear, 45° top-down view of a vertical (9:16) isometric miniature 3D cartoon scene, highlighting iconic landmarks centered in the composition to showcase precise and delicate modeling.
The scene features soft, refined textures with realistic PBR materials and gentle, lifelike lighting and shadow effects. Weather elements are creatively integrated into the urban architecture, establishing a dynamic interaction between the city's landscape and atmospheric conditions, creating an immersive weather ambiance.
Use a clean, unified composition with minimalistic aesthetics and a soft, solid-colored background that highlights the main content. The overall visual style is fresh and soothing.
Display a prominent weather icon at the top-center, with the date (x-small text) and temperature range (medium text) beneath it. The city name (large text) is positioned directly above the weather icon. The weather information has no background and can subtly overlap with the buildings.
The text should match the input city's native language (Japanese).
Please retrieve current weather conditions for the specified city before rendering.
IMPORTANT: Please display the temperature in **Celsius (°C)**.
City name:【東京】
使い方のコツ:
- 最後の
City name:【東京】の部分を、【大阪】【札幌】【福岡】など、好きな地名に変えてください。 - もしGeminiが「画像生成できません」と言った場合は、「Nano Banana Proモデルで生成して」と付け加えるか、何度か再生成してみてください。
- Gemini Advanced(有料版)を使っている方は、より高画質な「Imagen 3」モデルが動くのでおすすめです。
3. 【Pollo AI・Fotor用】手動入力プロンプト
「Geminiの生成回数制限(クレジット)がいっぱいになっちゃった…」
「もっと細かく文字を指定したい!」
そんな時は、Pollo AIやFotorなどの画像生成ツールを使いましょう。
ただし、これらのツールは「今の天気」を自動で調べることはできません。
なので、日付や気温は自分で入力するスタイルのプロンプトを使います。逆に言えば、好きな日付や気温にできるので、記念日や理想の天気の画像も作れちゃいますよ!
📋 手動入力用プロンプト(コピペOK)
以下の [ ] の中身を書き換えて使ってください。
Present a clear, 45° top-down view of a vertical (9:16) isometric miniature 3D cartoon scene, highlighting iconic landmarks of [City Name] centered in the composition.
The scene features soft, refined textures with realistic PBR materials and gentle, lifelike lighting.
Display a prominent weather icon at the top-center, with the date "[YYYY年MM月DD日]" (x-small text) and temperature "[XX]°C" (medium text) beneath it. The city name "[City Name]" (large text) is positioned directly above the weather icon.
Use a clean, minimalistic composition with a soft, solid-colored background.
High quality, 3D render, cute style, Nano Banana Pro style.
入力例:
[City Name]: 東京[YYYY年MM月DD日]: 2025年12月6日[XX]: 15

これを入力すると、指定した文字がそのまま画像の中に描かれます。
4. おすすめの画像生成AIツール4選
Gemini以外でも、この「Nano Banana Pro」風の画像を作れるおすすめツールを紹介します。どれも無料枠(クレジット)があるので、気軽に試せますよ。
1. Pollo AI (ポロAI)

URL: https://pollo.ai/ja/image-to-image-ai
最新のモデルが充実していて、日本語の指示も通りやすいです。「Nano Banana」系のモデルが選択できる場合はそれを選んでください。
2. Fotor (フォター)

URL: https://www.fotor.com/images/create/
初心者でも使いやすいUIが特徴。「3D」や「アニメ」スタイルを選ぶと近い雰囲気が出ます。
3. Aitubo (アイツボ)

URL: https://aitubo.ai/ja/apps/ai-image-generator/
素材作成に特化したツールで、ミニチュア風の生成が得意です。
4. Goenhance (ゴーエンハンス)

URL: https://app.goenhance.ai/image-to-image
画像の高画質化もできるので、作った画像をさらに綺麗にしたい時にも便利です。
使い方はとっても簡単:
- サイトにアクセス
- モデル選択(「Nano Banana Pro」や「Flux 3D」などを選択)
- 上記のプロンプトを入力(手動入力用がおすすめ)
- 「Generate(生成)」をクリック!
5. まとめ:毎日の天気が楽しみになる!
いかがでしたか?
「難しそう…」と思っていた3Dミニチュア画像も、プロンプトをコピペするだけでこんなに簡単に作れるんです。
自分の住んでいる街だけでなく、
- 「次の旅行先の天気」を画像にしてワクワクする
- 「実家の天気」を画像にして送ってあげる
なんて使い方も素敵ですよね。
Nano Banana Proの可能性はこれだけじゃありません。
以前紹介した緯度経度でタイムスリップする遊び方や、映画のようなストーリーボードを作る方法も、同じNano Banana Proの応用テクニックです。ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。
完成した画像は、ぜひXでシェアしてみてください。「#NanoBananaPro」のタグを付けると、世界中のクリエイターが見てくれるかも?
それでは、今日もAIと一緒に楽しい一日を!
アイでした。
